私たちの身近な綿花
今日は最近知り合った綿花栽培からのモノづくりをされている方のお宅へお邪魔させて頂きました🏠
初めて知る事ばかりでした☺️
少しでも環境保全、教育の意識が変わればと思い、深く知ろうと思いました。
私たちが普段仕事で使っているタオルや衣服は、こんな状態から始めは作られているんですね😌
綿の木。1m50cmぐらいに育つそうで、大きいものは数メートルにもなるそうです。
綿の木から取れる綿。綿にもたくさんの種類があります。
実についた綿の中には種がたくさんついているので、種を取らなくては、「糸」にはなりません。
この作業だけでもとても大変で時間がかかります。
種は綿実油という油に利用されたりするそうですが、あまり使い道が無いそうです。
綿の種で足圧に使う枕やクッションが作れないか、これから挑戦してみようと思います。
種を取り終わってから、糸にする作業が一番時間がかかります。
糸にする技術が身に付くまでは、数ヶ月から1年ぐらいかかるそうです。
機械もいくつか見せて頂きました。
これは綿から種を取る機械。
こちらは種を取った綿を糸にする機械です。
機械を使ったとしても、とても時間がかかる作業です。
大きな紡績工場に出したり、そもそも植物繊維ではない衣類のものを身につければ、大変な手間はかかりませんが、それでは人や地球にとても負担がかかってしまいます。
膨大な量の綿を取ろうと思うと、当然大量の綿を栽培し、大きな土地が必要です。その為農薬の使用は避けられません。綿ほど農薬を大量に使っている植物はないそうです。
そして、それを摘み取る為に大量の人手がいります。私達の知らない世界で、低賃金で殺虫剤や農薬を直接吸いながら、強制的に働かされている人や子供たちが居るんですね。
低いところでは一日80円ほどで、働かせているそうです。
考えなくてはいけないことは、強制労働の事だけではありません。安くて大量に作られる衣類には大量の農薬だけではなく、染料や糸の色を落とすための漂白剤などもじゅぶじゅぶに使われています。
もう科学物質のオンパレードですね。
こういったものを身につけ、汗を通じて体に入っていく事や、選択をした水が地球にどう影響するかを考えれば、人にも地球にも良くないのは明らかです。
かといって私たち家族がもがいたところで、何の解決にもなりません。
せめて意識を変えていこうと、まずはできるところからやってみようと思います。そして子供が大きくなった時に、当たり前に着ている服がどのようにできているのか伝えていけたら嬉しいです。
綿の木はプランターでも簡単に育てられるそうです。
約1年で大きくなるそうです。とりあえず6本育ててみることにしました。目標はお客様に提供するタオルを手作りで、です。
1年後この種がどうなるか、楽しみです☺️